訪問看護はどんなサービスですか?

訪問看護とは、看護師がお宅に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行うことです。健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いします。
主治医の指示を受け、病院と同じような医療処置も行います。自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護も行います。

利用内容の相談はどうすればいいのでしょう?

ご相談は、お電話(046-884-8330)またはメールで受け付けています。
又、受診している医療機関、お近くの訪問看護ステーション、地域包括支援センター、市区町村の介護保険や障がい福祉の担当窓口などでもご相談可能です。
ご希望の看護内容、ご利用日程、料金など何でもご相談ください。

どんな人が訪問看護を受けられますか?

新生児から高齢者、病状や障がいが軽くても重くても、訪問看護を必要とするすべての人が受けられます。

訪問看護はどんな看護をしてくれますか?

看護には以下のようなものがあります
健康状態の観察、病状悪化の防止・回復、療養生活の相談とアドバイス、リハビリテーション、点滴、注射などの医療処置、痛みの軽減や服薬管理、緊急時の対応、主治医・ケアマネジャー・薬剤師・歯科医師との連携などです。

妊娠中のどのような悩みについて相談できますか?

妊娠中の身体管理や栄養面、運動のアドバイスから、精神面の不安まで幅広くご相談いただけます。また、妊娠期特有の症状や家族のサポート体制についてもお話しできますので、何でもお気軽にご相談ください。

産後のサポート内容はどのようなものですか?

産後の母体の回復サポートや授乳指導、乳腺トラブルの対処、育児アドバイスなどを行います。また、産後の疲労やメンタルケアについてもサポートし、育児の不安がある方には具体的なアドバイスを提供いたします。

新生児ケアでどのようなサポートが受けられますか?

新生児の健康チェック、成長発達の見守り、感染症予防、体重増加の確認など、医療的な側面からもサポートします。育児経験が初めての方も安心して育児ができるよう、具体的なアドバイスを行い、ご家族の不安を和らげます。

どんな方が訪問してくれますか?

看護の専門職(保健師、看護師、助産師)が伺います。
年代的には、30歳代、40歳代の看護師が中心となります。

いつも同じ看護師が訪問してくれますか?

ご希望があれば、可能な限り同じ看護師を配置するようにいたします。
ただし、継続的にご利用いただく場合や24時間看護の場合などは、数名の看護師を配置し、交代で訪問させていただく体制を組みます。

訪問看護師は、どのくらいの時間、何回来てくれますか?

介護保険の場合と医療保険の場合とで変わります。

介護保険の場合は、看護師の訪問に制限はありません。ただし、主治医の指示やケアマネジャーの居宅サービス計画に基づき回数が設定されます。

医療保険の場合は、通常週3回までで1回の訪問時間は30分から1時間半程度です。
ご本人やご家族のご希望をうかがって、どのくらい訪問すればよいか決めますが、病気や状態によっては、医師からの特別な指示のもと毎日伺うこともできます。

病院や施設内でも利用できますか?

入院中の病室やご入居中の施設内での看護もご利用いただけます。
病院への訪問の場合、医療行為は病院の看護師が行いますので、ご家族に代わって身の回りのお世話が中心になります。

  • 軽費老人ホームC型(ケアハウス)、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の方は介護保険・医療保険ともにご利用できます。
  • 特別養護老人ホーム(特養)につきましては末期がん(末期Ca)の方に限り、医療保険でのご利用ができます。
  • 介護老人保健施設(老健)、介護医療院、認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム)の方はご利用できません。

現在入院中ですが退院後に利用することは可能でしょうか?

病棟看護師や患者相談室、ケアマネジャーなどに退院後の看護についてご相談され、病院やケアマネジャー経由でのご予約も可能です。